私はオオイヌノフグリを採取しに出かけることにした。
以前から作ってみたいと思っていた卵の飾りを作るのだ。
家の周りは様々な野草が花をつけているが、意外にオオイヌノフグリがない。
道々土筆や菫を発見し嬉しくなるが、今探しているのは君じゃないんだ。
探していると道端の草としか認識していなかったものが、すごく繊細な花を星屑のようにちりばめているのを見つけて感動する。
でもオオイヌノフグリはいない。
自分が子供のころにはどこにでもあった気がするんだけれど。
目が慣れてくると、またホトケノザかよとか種類が一目で分かるようになってくる。ゲームのアイテム探しをしている気分。
ふと目をやった空き地にオオイヌノフグリを発見!
すごい沢山咲いてる!オオイヌノフグリでこんなに喜んでいる自分が面白い。
家に戻りオオイヌノフグリを紙の上にひろげる。花が運んでいるうちに半分くらい落ちており、茎についているものも少し引っ張るだけでぽろりととれる。
卵の殻に水を浸けて花を押し付けると張り付いて、印刷された花模様のようになる。乾いても貼りついたままで楽しめるらしい。
どれくらいの密度のバランスがいいのか試行錯誤しながら貼るのが楽しい。少し水をつけるとはがれるので位置を動かすこともできる。
準備しておいた卵の殻3個をバランスを変えて作ってみた。なかなかかわいい。
記念に写真を撮ってみるがどうも所帯じみてしまう。
母が「外で撮ったらいいんじゃない」と提案してくれる。母が空き箱に入れて持って行ってくれるのはありがたいが、箱の中で卵が転がりぽろぽろ花が落ちる。母よ、その雑さは血のつながりを感じます。
植え込みに置いたりして撮影を楽しむ。オオイヌノフグリが大分落ちてしまったところで終了。次は1日くらい乾燥させてみてからやってみよう。

今回の遊びのアイデアをおかりしたのは「散歩が楽しくなる 身近な植物図鑑」(相澤悦子著:マイルスタッフ刊)。Xでも様々な遊びを紹介されていて、素敵な写真にうっとりします。
